演奏中の写真撮影について

今日はちょっとお願いを書きます!
飲食店等でのライブ中に写真を撮ってくださることについて、私は基本的にOKの立場をとっています。
 
撮影なさったお客様の思い出に残していただけることは心から光栄に思いますし、こちらとしても記録資料やPR材料に使わせていただけて、私個人としては、ありがたいという認識です。
なので、演奏中に写真を撮っても良いですかと言われたらもちろんOKしています!
 
しかし、今後は「音が出ないよう、あるいは音が目立たないシチュエーションの時にお願いします」という文言を付けたそうかな…!
 
特にデジタルカメラは「ピピッ、カシャ!」という音がします。音程とリズムが紛らわしいといいますか…静かな曲でこの「ピピッ、カシャ!」があると「えっ!どうした?!」と動揺し、練習も積んでますし多くの場合は大丈夫(と信じたい)ですが崩壊の危機を迎えるのは事実。。
そしてそもそもその音は客席に聞こえているという。
 
ライブの楽しみ方は人それぞれですし、どんな形であれどんな動機であれ、音楽の現場に興味を持ってくださるのはとてもありがたいです。
ただ少しだけ、「音楽を聴く楽しみ」というものにも気を配ってくださったら、みんなが気持ちよくその場を楽しめると思うんですよね。
 
お店のカラーもあり、大きな声でのおしゃべりOKの場所もあります。そういった場所では、私たちもその場に合う音楽を持っていきますし、そこではどこから何をどんな風に撮られようが音が鳴ろうが全く気になりません。そういった種類の音楽もありますし、好きです。音楽には種類と好ましいシチュエーションがそれぞれにあります。
 
コンサートホールでの写真撮影がダメな理由は、どんな音でも響くように設計された場所だということ、客電が落ちると画面の明るさが目立つこと、音楽を聴くことに特化した施設であること…などなど。こういった感じなので、場所によって違うのです。
 
音楽をリスペクトして、音楽文化を守り育てる人生を送りたいという気持ちから、この文を書き殴っておりました。
 
つまりは。
【写真撮ってくれてありがとう!
ただ、演奏に影響する音量での撮影はやめてもらえたら助かる!】
ってことでした。つまり、二行で良かった。ありがとうございました。