🌆
北海道実験劇場2025公演 マドリガーレ・オペラ『土方歳三』〜炎の生涯〜(全三幕)


マドリガーレ・オペラ「土方歳三~炎の生涯~」
北海道実験劇場は、2015年から「箱館戦争シリーズ」三部作を制作した旧北海道教育大学実験劇場の理念を継承し、2024年に先駆的な地域芸術文化貢献活動を継承する任意団体として設立しました。マドリガーレ・オペラとは造語で、C.モンテヴェルディ作曲マドリガーレ「タンクレディとクロリンダの戦い」(1624年)を礎にしています。「土方歳三~炎の生涯~」(全三幕)は実験劇場の第四作目となり、作曲は第一作目の「箱館戦争~榎本武揚と黒田清隆の戦い~」(全一幕)と同じ二橋潤一氏に依頼し、台本は広瀬るみ氏の原作に添って章立てを組みました。龍笛を奏し俳句を詠む土方歳三の文・武・愛の波乱に満ちた8年間の軌跡が、「語り」が先導する創作音楽舞台劇として北の大地に生まれます。
北海道実験劇場総監督:塚田康弘
「実験劇場」と聞くとなんだか音楽とは遠く、難しいように感じてしまうかもしれません。しかし、その活動は広く市民に音楽舞台芸術が受け入れられるようにとの思いに基づくもので、北海道の歴史に焦点をあて、そのテーマに基づいた研究と研鑽を重ねて創作されたオペラ作品を制作・発表するものです。総監督塚田康弘さんを中心に、志ある各芸術分野の専門家たちが団体を支え、道内で活躍する音楽家が数多くこの「実験」に参加しています。まだご覧になったことがない方も、ぜひ、ご一緒に新しい音楽舞台芸術への扉を開き、その世界観をご堪能下さい。