2024.11.13 按田佳央理quartet

ジャズ!ライブ!終演しました。
お越しいただきました皆様、配信をご覧くださった皆様、次郎さん、そしてメンバー皆様。どうもありがとうございました!
ジャズスタンダードへの憧れを詰め込んだセットリストとなりました。
・Comin' Home Baby ・Beautiful Love ・Moment's Notice ・Danny Boy ・La Fiesta
・The Swingin' Shepherd Blues ・A Night In Tunisia ・It Happens Every Day ・I Mean You
・Smoke Gets In Your Eyes
 
ジャズとの出会いは高校一年生の時。ジャズが大好きな友達の誘いで、初めてセッションに遊びに行きました。そのときの新鮮さ、衝撃、今でも覚えています。
 
私は中学で吹奏楽を始め、それまでもブラスバンドに憧れがあったこともあって、認識する音楽の全ては吹奏楽でした。
パーツを完璧に美しく作って、それでみんなと合わせる。理想の形を話し合って打ち合わせて、協力して作っていく。それが青春だったし好きだったし、今も好きです。が、2000年くらいの吹奏楽は独裁者が君臨し全体を統制するのが流行していたし、その流れで全体主義に偏っていたと思います。その中にいるだけなら個人が何かクリエイティブなことをするなんて発想もしませんでした。
 
ジャズは違いました。それぞれの「今」が激突して、一緒に音楽を作っていく、今を生きている感(こういう言葉しか思いつかない笑)。
集中力の種類が違うように感じて、生きるのに必要なのはジャズの集中力だ!なんて、大袈裟かもしれませんが当時の自分は思いました。
 
なので、社会人として演奏活動を始めた時にジャズに挑戦したのは自分にとっては自然な流れでした。
ただ、実際に足を踏み入れてみると当然簡単なものではなく。。。そのうち「自分は素敵に演奏できないから」と避けるようになりました。
とはいえジャズの先輩方が好きだったので、なんらかの形では関わりたいなとも思い、演奏するとしても、ちょっと難しくて音符がたくさん書いてあるような。。ちょっと得意なことができる曲ばかりやっていたような気がします。
でもやっぱり長年愛されてきたスタンダードを聴いたら心が躍るので、やっぱり演奏したいなぁと。
得意とか苦手とかはこの際置いておいて、好きな曲を純粋に取り上げてみようと。そういうわけでこうなりました 🫶(長い!!!)
 
もっちゃん、ちゃんりなちゃん、そーへいさんのお力をお借りして、大好きなジャズに浸ることができて幸せでした!感謝しています。
 
なんと次回が決まりまして、2/5(水)にまたJAMUSICAさんでこのメンバーでライブさせていただきます。ぜひ、よろしくお願いします!